12341本の斧は、それを鍛錬し、鋭く研ぎ、柄を付ける職人の技術の総和とも言うべきものです。斧は1本1本、職人の手で作られており、そのプロの技は大いなる尊敬と賞賛に値します。彼らの存在なしでは、グレンスフォシュ・ブルークは成り立ちません。鍛造熱した鋼を鍛冶職人がタイミングを見極めながら取り出し、大型プレス機で加工。高温の鋼が職人の手によって素早く巧みに処理され、四角い鋼片が徐々に斧頭へと変化していきます。柄の交換について製品を長くご愛用いただくため、ファイヤーサイドでは、製造時と同等の5tの油圧機を使用した柄の有償交換サービスを行っています。交換工賃¥3,300(税抜¥3,000)、替え柄代・送料別途。交換は販売店までご依頼ください。賢明な生産とは、より少ない資源で、より高い品質と寿命をもたらすような生産の仕方です。製品が長持ちすれば、天然資源の消費を抑制し、廃棄物の量を減らすことができます。グレンスフォシュには「総合的な品質」に対する責任があります。作業環境、自社製品への責任、環境への配慮はすべてその一部です。また思いやり、倫理観、美しさも同様です。製品に関する深い知識は、製品の価値と寿命を高めます。その知識を利用する皆さんと共有したいと考えます。付属の「斧の本」はその手段の1つです。研磨、硬化、焼戻し鍛造後、刃先のみを研磨。820℃まで加熱し、水で素早く冷まします。焼戻し工程では、再び約200℃まで加熱し、鍛冶作業や硬化の工程で生じる鋼材のひずみを除去します。「斧柄のキーチェーン オーナメント」プレゼントサービス柄の交換のためにお送りいただく斧を見ると、使い込んだ時間と手間が刻まれ、特に「柄」には使い手の個性が現れています。そこで共に過ごした時間を手元に残していただけるよう、ファイヤーサイド独自のサービスとして、柄をリユースしたキーチェーン オーナメントをお送りしています。 ※柄の返却を希望される方には、キーチェーンを作成せず、そのままのお戻しとなります。※本サービスの対象はグレンスフォシュ斧のみ。タンブリングと仕上げ斧頭は、回転ドラムで磨くタンブリング工程後、硬度を検査します。最後に斧を研ぎ、さらに磨きをかけて鋭利な刃先に仕上げます。柄の取り付け斧の研磨処理後、斧頭に撥水性の防サビ油をすり込みます。油圧式プレスで柄を斧頭に押し入れ、木製クサビで固定します。294つのテーマに基づいて作られるグレンスフォシュの斧斧の製造工程
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