1. ホーム
  2. 使い方・お手入れ
  3. 季節のメンテナンス

使い方・お手入れ

季節のメンテナンス

一般的にメンテナンスはシーズン前後に行いますが、シーズン中も必要に応じて煙突掃除や部品の交換が必要になります。
メンテナンスは機種によりその方法が異なります。
ここでは大まかにどのストーブにも共通する四季を通したメンテナンスの内容をご紹介します。

【秋】シーズン前の運行前点検!メンテナンス

空気調整まわりの確認

本体の気密はドア回りに貼り付けられている耐熱性のあるガラス繊維のロープにより保たれています。このファイバーロープは時間とともに劣化や剥離してきますので、耐熱性セメントで再度つけ直すか新しいものと交換します。その他、空気取り入れ口のホコリを取り除き、空気調整がきちんと作動するかどうか確認します。

鳥の巣は大丈夫?

煙突内部の掃除はシーズン終わりに行いますが、シーズンオフの煙突は鳥たちにとって格好の住み家となります。鳥たちには少々気の毒ですが巣を取り除きます(防鳥アミを設置するのも有効です)。その他、煙突の腐食や取り付け部分の点検を行います。

【冬】シーズン中も都度調子を確認

燃焼の状態に注意を

常に燃焼の様子を確認しながら使用します。例えば空気の調節を行っても炎に変化がない場合は、空気の調節弁や各ドアの気密を確認します。炎の変化以外にも急にドアガラスが曇ってしまう場合も注意が必要です。堆積した灰は必要に応じて処理してください。シャベルで灰取りバケツに移した後、屋外の不燃性の床に48時間以上置いてから処理します。きれいな炎を楽しみたいのであれば、ご使用前にガラスを掃除します。ある程度の温度でススが焼け落ちてしまうこともありますが、そのままにしておくとなかなか落ちてくれません。その場合は研磨剤を含んだクリーナーが必要です。

大雪が降ったら点検を

シーズン中も定期的に煙突の破損や取り付け部分の点検を行います。煙突内部も点検し、ススが3ミリ以上付着している場合、煙突掃除を行ったほうが良いでしょう。また、大雪後は必ず煙突の点検を行います。

【春】一生懸命働いてくれたストーブに感謝の気持ちで

灰を炉内に残さない

灰を炉内に残したままにしておくと、湿気をとどめ錆びやすくなってしまうので、シーズンの終わりには全て取り除きます。炉内がきれいになったら、各部品の破損や劣化を点検しましょう。

煙突掃除

シーズン終了後は必ず煙突掃除を行います。その際、煙突の破損のチェックも行います。不具合を発見したら直ちに販売店に確認してもらいます。

【夏】台風が通過したら点検を

台風の風雨による破損や、雨水の侵入には注意が必要です。台風が通過したら必ず煙突を点検します。(上陸中は危険ですからくれぐれも屋根に登らないように!)