薪作りは贅沢な遊びである
化石燃料に頼らず、自らの力で燃料を作ることできる。
それが薪ストーブ暮らしの素晴らしいことの一つ。
自慢の斧で薪割りをして、いい汗を流す。
1年干してのち、薪ストーブで柔らかい熱を楽しむ。
自分の力でいっぱいにした薪棚を見るのは、なんとも誇らしい。
その薪の暖房で、家族が安心して冬を越せるのは、なんと喜ばしいことだろう。
切れない斧では良い仕事はできないから、手入れを通して道具と向きあう時間を過ごす。心が安らぎ、集中力も高まる。これも薪づくりの効能だ。
1本の樹から
一本の樹は、私たちに多くの豊かさをもたらしてくれる。
花を咲かせ、実をつけ、家のための材になり、暖房のための燃料になる。
葉は二酸化炭素を吸収し、光合成でできた酸素を大気中に供給する。
木々を育み、その薪エネルギーを利用することは、
より豊かで持続可能な自然環境を取り戻すことにつながる。
そんなことを、薪割りを通してきみに伝えていけたらいいな。