人が生きるために手にした
最初のエネルギー
人類が初めて火に触れたときから長い時を経て、
人は生きるために、さらに生活を豊かにするために、
焚き火からさまざまな価値を追求し続けてきた。
だれでも、自らの手で
薪はだれもが自ら手に入れることができる再生可能な資源だ。
枝葉を集め、薪をつくり、自ら火を起こし、利用することは、
人類の営みを体現することにつながる。
生きるために必要なエネルギーの尊さを知り、
人類の長い歴史を容易に理解することができる。
一本の樹から
一本の樹は、私たちに多くの豊かさをもたらす。
花を咲かせ、実をつけ、家のための材になり、暖房のための燃料になる。
葉は二酸化炭素を吸収し、光合成でできた酸素を大気中に供給する。
木々を育み、その薪エネルギーを利用することは、
より豊かで持続可能な自然環境を取り戻すことにつながっている。
