手斧サイズなのにパワーは薪割り斧級!
新潟 三条の鍛造技術が生んだ薪人のための1本

ありそうで、なかなか見つからない刃の厚い手斧。
手斧サイズながらパワフルな薪割りもでき、さらにハンマーも付いているため、今まで片手で割るのが難しいと思っていた太めの薪や硬い広葉樹も対応します。
ストーブ用の薪作りや焚き火など、薪にまつわる様々な場面で活躍し、薪ストーブユーザーやキャンパーも必見の一本。
“薪”と“火”に精通した、この道一筋のファイヤーサイドが手塩にかけて開発した国産手斧です。

ハンマーアックスの特徴
- 手斧サイズで薪割り斧の斧頭。小が大を兼ね、薪ストーブユーザーも満足する力強い割り心地
- ヘッドに厚みがあり薪に力強く食い込む。一般的な手斧ではパワー不足を感じている方に
- 片手で振るえるため、膝を落とした姿勢でも薪割りできる
- 薪割り斧を持ち出すまでもなく、ひと割りしたい時に。玄関先や土間でも使える取り回しの良さ
- 手斧と薪割り斧のいいとこ取り。枝払いから薪割りまでこなす凡庸性の高さ
- 購入薪を焚火にベストなサイズに割りこなし、キンクラハンマーとしても使える
- キャンパーのヘビーアックスとして、樹皮を剥いだり削ったりブッシュクラフトにも
- 新潟県三条市の職人により、一本ずつ手仕事で仕上げられたヘッド

クラファン開始3分で目標達成
最終達成率1588%を記録した注目の斧
「斧頭が重過ぎない、斧に余計な機能を付けてない、ハンマー部が小振りでシンプル、頭と一体の柄でなく、柄の接合もネジ止めじゃない。斧の形も刃渡もフラットグラインドの様な刃の形状も良いし手斧サイズであっても刃がカーブしてないのも良い!私の欲しいモノ全部入り!」(支援者コメントより)
応援購入サービス「Makuake」にて薪ストーブユーザー、キャンパーから高い支持を得ています。
ハンマーアックスが活躍するシーン

薪ストーブ
薪割り斧を使うほどではないけれど、太めの薪をひと割りしたい時に重宝します。
玄関先や土間などでも使える取り回しの良いサイズで、そこそこ太い広葉樹や長めの薪でも対応可能です。

キャンプ
キャンプ場で購入する薪を焚き付けサイズに細かくする作業に適しています。 そのまま焚べるには少々太い薪、特に硬い広葉樹を割る際にはハンマーアックスの実力を感じてもらえるはずです。
※ペグハンマーとして仕様する場合、金属同士がぶつかることになります。使用上の注意をよくお読みの上ご利用ください。
薪に関するあらゆる場面に












手斧と呼べるサイズでありながら薪割り斧のような刃の厚み
さらにハンマー使いも考慮した詳細な設計

斧柄
衝撃と曲げに強いヒッコリー材を使用。斧としてもハンマーとしても使うため、どちらの向きにしても握りやすくすることを考慮し、ストレートの形状にしています。

斧刃に適したハマグリ刃
刃先の形状は、薪割り斧によく見られるコンベックスグラインド(赤)別名ハマグリ刃。この丸みが薪との摩擦を減らし、食い込みやすくします。
フラットグラインド(黄)と比べると鋭さは落ちますが、薪への食い込みのきっかけとしては十分です。ナイフや包丁に比べ、斧は「割く」ことに重点を置いています。刃先は他の部分に比べて薄く、薪との接触面であるため、高周波焼入れで特に強度を増しています。

特殊な熱処理
ハンマー部分は焼戻しにより硬度を弱めて、粘りや靭性を高める処理を施しています。 これは金属組織を安定化させる特殊な熱処理になります。
これらはヘッドの破損や、チッピング(金属の破片が飛ぶこと)による怪我を避けるためです。

本革ケース
保管時の刃のカバーや、使用時の身体保護に欠かせない付属品。斧を振っても外れにくい仕様で、ハンマーとして使う際は必ず装着してください。紛失に備え、替えケースもご用意しています。
製造工程
新潟 三条の鍛造技術が生かされたヘッド
ハンマーアックスのヘッドは日本を代表するものづくりの町・新潟県三条市で製造されています。
独自の鍛造技術を持ち、プロが使う道具を長年つくり続けている職人とタッグを組み開発しました。

鍛造
1000度以上にまで加熱されたS55C材を巨大なハンマーで打ち付け、整形しながら鍛えます。その後、バリ抜き、酸化皮膜の除去、柄を通すためのひつ穴抜き等の工程を経て後工程に進みます。
※写真はイメージです

熱処理
熱処理(焼入れ、焼きならし、焼戻し)は部位に応じて調整します。
刃先は他の部分に比べて薄く、薪との接触面であるため、高周波焼入れで特に強度を上げます。これにより薪へ食い込む力が増します。

焼き戻し
一方、ハンマー部分は焼戻しにより硬度を弱めて、粘りや靭性を高める処理を施しています。これは金属組織を安定化させる特殊な熱処理になります。これらはヘッドの破損や、チッピング(金属の破片が飛ぶこと)による怪我を避けるためです。

刻印
プレス機のストロークにより圧力のかかる範囲を調整。ロゴが均一に再現されます。この後、黒染めの工程を経ます。

研磨
刃先とハンマー部分は職人による手仕上げで磨かれます。目では分からないほど微細な刃の傾斜を研磨。指先の感覚で研磨具合を確認する、これぞ職人技といえます。
本革ケースの製造
長野県飯田市にある創業100年以上の老舗革製品メーカーが担っています。
自社工場、自社生産にこだわり、手作業により丁寧に作られています。
ヘッドと柄の組み付け
新潟県三条市から受け取ったバトンは、長野県駒ヶ根市に引き継がれます。
ファイヤーサイドの社内にて、5tの油圧器を使用して柄を斧頭に押し込れ、組み付けを行います。
クサビを打ち、全体にオイルを塗布し乾燥させます。


火のある暮らしで使う道具づくり
重量のある薪や、ささくれた木の断面、高温の炎…そんな自然エネルギーを相手にするには必然的に丈夫な道具が求められます。
丈夫であることは、道具が壊れにくいということだけでなく使う人の安全性にも大きく関わります。
そしてデザイン性。見た目の格好良さだけでなく、機能性や使い勝手も含めた広い意味でのデザインです。
使う楽しさ、所有する喜び、経年変化による味わい深さなど情緒的価値にも重きを置いています。
そのまま使うもよし、加工して自分のオリジナリティを出すもよし。割る時だけでなく、眺めているときも楽しめる。そんな想いで作り上げた斧です。



柄の交換について
製品を長くご愛用いただくため、替え柄をご用意しています。
さらにご希望の方には、製造時と同等の5tの油圧機を使用した柄の有償交換サービスを行っています。交換は販売店までご依頼ください。
交換工賃¥3,300(税抜¥3,000)、替え柄代・送料別途。